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ラピスラズリ 203 おたがい

硬い。

指を丸めてするすると動かしてみたら、
田島さんがバツの悪そうな顔をして笑った。


「気持ちいい。それ」


褒められると妙に恥ずかしくて
手の動きを緩めると、
次は田島さんが舌で施し始める。


「は、はぁっ…」

思わず声が漏れてしまう。


興奮を抑えながら、
私も背を丸めて
田島さんの硬い興奮にキスをした。


「――っ…」

今度は田島さんの吐息が、
私の濡れそぼる部分を撫でた。



お互いの水音と吐息が
絶え間なく続く。

愛しい彼のそれを深く深く含み、
彼の舌の蠢きに
堪らず嬌声を漏らした。



「ちょっともう、我慢できない」

田島さんは身を起こし
咥え続けていた私を見つめる。


愛する彼のものを唇から離すと
こくんと頷いた。


テーブルの上あるコンビニの袋から、
紙の箱が取り出され、
田島さんの指が小さな四角の封を切る。

それを眺めていると
田島さんが苦笑した。


「……見られると緊張するんだけど」

「すみません……」

「謝らないでよ」

「ごめ……あ、すみません」


どうしても謝ってしまう私に、
田島さんは少しだけ
申し訳なさそうに微笑む。



はじめてのようにドキドキするけど、
今日で終わり。

これが、最後。

そう自分に言い聞かせる。



田島さんが、私に近づき
私の片足を持ちあげる。

二人でシーツの上に重なった。

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