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ラピスラズリ 195 彼の指

田島さんが、
私の胸を撫でるように触れ、
やさしく、やさしく包む。

「……あっ」

と、自然と声が漏れる。


男の人に、こんなに
優しく触られた事がない。

形が変わるほど揉みしだいたり、
むしゃぶりつくように口に含まれたり
そんな触り方ばかりで。



それでも、快感はあったけれど
こんなに優しくされるのは、
本当に大事にされているようで。

こんな関係なのに、感動した。



やがて、田島さんは胸の先にキスをする。

短く、反射的に声をあげると
先が田島さんの唇で挟まれた。


「た、たしまさ……」


堪らず、田島さんを呼ぶ。


 
田島さんは私に左手を伸ばした。

中指が私の唇を辿り、
その指をちゅっと吸ってみた。

すると、少しずつ指が口内に入ってくる。

その指をぺろりと舐めてみたら、
田島さんは切なげに吐息を漏らした。



嬉しい。


興奮してくれてるのかな……。


筋張った手を取って、
愛しい指を軽く咥え、舐め、
手の甲にもキスをする。


田島さんのものなら、
何でも愛しい。



手を存分に愛撫する私を見ながら、
田島さんは私の胸に、舌を滑らせた。

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