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ラピスラズリ 94 価値

研修…
そうだったのか…

天野さんにも
会わせる顔がなかったので
やはりホッとしてしまった。


「あ、名刺お作りします」

「ああ、いいよ。
それは急いでないから、ゆっくりで。
もう、体調は大丈夫?」

「はい、もう…」

「そう」

田島さんは、それだけ言って微笑み、
クライアント先に出かけて行った。


どことなく気まずい空気があるような…


名刺作成は急いでいなかった。
番号を渡す口実だったのかな。

もらった名刺はバッグの中にあるけれど。
それを取り出してしまうとダメになる気がする。



遊びに来てるのではないのだから
仕事をしなければ。


私の仕事は、田島さんのサポート。


依頼されたことぐらい、
きちんとしないと
私のいる価値はない。


お役に立たないと、ここにいる意味はない。

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