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ひみつのシンデレラ【11】恋焦がれるシンデレラ

帰りの電車は、パンプスの手提げとバッグを抱きしめて座った。

携帯には桜木さんの連絡先が入っている。
しかしとてもじゃないがこっちから連絡する勇気はない。


彼女…いるもんなー。
あの小山さんなんだもんなー。
はっきりしてる性格の美人が好きなのかな。

小山さんは、みんなに優しくする桜木さん対して不安にならないのかな…


さやかちゃんも、桜木さんと連絡先交換してるのかな?なんとなく仲はいいように見える。


考えても考えても、真実はわからない。
逆に、考えた分だけ疑心暗鬼になってしまう。

、、、考えるのやめなきゃ。



家に帰ってさっそくパンプスを出して眺めた。夏だからしばらく出番はないけど、秋になったらたくさん履こう。

履いてるところ見せたいな。そんな機会はないか…

パンプスは部屋のシェルフに飾った。
寝る前に眺めて寝よう。


優しくされると欲が出てくる。必死で食い止めていた気持ちのストッパーを、桜木さんはいとも簡単に外してしまう。


私がこんなに翻弄されてることを、桜木さんは知らない。



私のことどう思ってるのかな。
聞く勇気もないけど…

桜木さんから連絡はなかった。
あれは夢だったのかも…と真剣に思うほどだった。

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