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スターライト 63 愛って何?

するとまた、渡邊さんは楽しげに笑う。

「笑われたら立場ないんですけど」

「いや、ごめん。
バカにしてるわけじゃないんだよ。
…君のそういう所は、とても好きだから」

「はあ…そうですか」

私は気のないふりをして、窓の外を見た。


渡邊さんと一緒に仕事をするようになって
この人が、どれだけ気を払い、
どれだけ先の事まで考えているかというのが
嫌というほど分かった。

とても細やかな仕事の仕方だが
それを感じさせない。


心の中では前よりもずっと、
渡邊さんを尊敬していた。



「すぐリターンしたら、
今日は早く帰れるかな」

「そうですね、1時間は」

「久しぶりに食事しようか」

「食事ですか」

「頑張ってるから」


疑いの眼差しを向けながら、
「……行ってもいいですよ。」
と答えた。

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