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スターライト 51 学習しないオッサンOL

その女性は、てっきり高須さんに
未練があるものだと思っていたけど
そうではないようだった。


「金貸してんの。あいつまだ
返済してないのに逃げたから」


私の前では誠実な高須さん。

借金って…

「あんたが返してくれてもいいよ」

「………」

借りているらしい額は小さくはなかった。


その女性はサナエさんと言った。
高須さんとは付き合っていたらしい。

「あいつ、セックス下手でしょ」
と笑うサナエさん。


そんなことない、一番気持ちよかった。

一番愛してくれた。


でも、サナエさんのきつい化粧と
蒸せ返る香り、鋭い言葉で
大切にしていたものが
粉々に蹴散らされたように感じた。


高須さんに、
『サナエさんが来てたよ』と
メールで伝えた。

すぐに着信があったけど、
どうにも出る気にならず、
私は、高須さんちに置いていた
荷物を持って、家を出た。

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