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スターライト 49 カクテルと甘いキス

フカセくんが戻り、
私も戻ろうとしたら
渡邊さんとすれ違った。

「もう戻るのか」

渡邊さんはセブンスターを
胸ポケットから出してカチカチ鳴らす。

「一緒にいてほしいですか?」
と聞いたら「バカ」と言われた。

バカって酷い…


「じゃ、一緒にいてよ。
俺が吸い終わるまで」

渡邊さんは、ニヤッと笑って
火をつけた。


喫煙所には誰もいなくなっていた。
渡邊さんは意味ありげな
眼差しで私を見つめた。

「高須君と一緒に住んでるの?」

「いえ、まだ…彼言ってましたか?」

「うん。妬けた」

唐突な台詞にあははと笑った。

「なんで妬くんですか」

「ね。何でだろう」

渡邊さんは取り乱しもしないで
私を見て微笑んだ。

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