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スターライト 48 カクテルと甘いキス

フカセくんは私に気づかないふりをして
煙草を取り出したが、
ライターがなかったらしく、
周りの人に借りていた。

相変わらずだなぁと笑ってしまった。

別の会社の人たちが一斉にいなくなった。
会議でも始まるのだろうか。

フカセくんと、何人かだけになった。


フカセくんは私に背を向けたまま
赤い缶に煙草を押し付けて
再びもう一本取り出す。

ライター、ないんじゃないの?

シガレットケースに入りっぱなしの
ホテルのライターを渡そうか迷ったけど
彼はライターがなかったことを
思い出したみたいで
煙草をソフトケースに戻した。

私も煙草を消し、
フカセくんが戻っていくのを
静かに待った。

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