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スターライト 23 動じないオッサンOL


私、そんなライター持ってたっけ。

フカセくんが、そのライターを見て、
クスッと笑いながら
「ありがとうございました」
と返してくれた。

よく見ると、ラブホのロゴ入りライター…

「えっ、なんでこれ」

渡邊さんが入れたのか―――。

フカセくんはちょっと
ニヤつきながら、煙草をふかす。

あー。今完全ビッチ認定されたな。
別にいいけど…
本当にビッチだし。



「あのホテルきれいですよね」

意外なフカセくんの発言に
思わず食いついた。

「行ったことあるの?」

「何年か前ですけど」

「そうなんだ」

奇遇だねーと軽い感じで会話が弾み、
フカセくんが首から下げている
社員証が目に入った。

フカセくんは、谷君と言う名前だった。
イメージと全く違った。

そして、偶然にも同い年だった。
年下だとばかり思っていたのに。

その時から
フカセくんの敬語が消えた。

「さぁ、残業がんばろー…」

私が伸びをすると

「それいつもやってるよね。
両手グーして」
とフカセくんが笑う。

フカセくんは、思ったより
話しやすい人だった。

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