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スターライト 22 動じないオッサンOL


渡邊さんとの事は、
元はと言えば、私の行動が事の発端。

私が真夜中に渡邊さんに電話したから
こんなことになったわけで。

それにしても、いくら遊びとしても
あんなにムードのないセックスとは
思わなかった…

人は見かけによらないと勉強になった。


葛城さんには、仕事の失敗を
もう一度丁寧に謝った。

定刻を過ぎた頃、
渡邊さんから返してもらった
シガレットケースと小銭を片手に、
喫煙所に向かった。


中にメモが入っているわけでもなく、
普通に一本取り出して火をつけ、
ボーッとしていると、
アルミのドアが開いた。

“フカセくん”だった。


「…お疲れ様です」

「お疲れ様です…」

フカセくん(仮名)はポケットを
ごそごそし、あっと気付いた顔をした。

「すみません、ライター借りていいですか」

「あ、どうぞ」

シガレットケースから手探りで
ライターを渡したら、それは
見覚えのない派手派手しい色の
ロゴ入りライターだった。

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