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ラピスラズリ 86

「ブスなのに…
調子に乗ってしまったせいで…」


さっきの事を話そうとすると
恐怖がよみがえり、
またはらはらと涙が落ち、
言葉に詰まる。


天野さんに蹴られるのかと思った。
ゴミ箱、すごい音だった。


萩原さんは、
意味不明な説明をする私に
「はあ?何つった?」と聞き返す。


「調子に乗ったみたいです…
お、怒らせちゃった……っ
天野さんが……」


この歳で子供のように
ひっくひっくと嗚咽しながら
支離滅裂な説明をする。
心に秘めてはいられなかった。


萩原さんは、最初は困惑していたけれど
状況を察したようで、途中からは
私が泣くのに付き合ってくれた。

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