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スターライト 7 恋するオッサンOL

翌日もまた仕事。

夕方まで働いて、
至福の時間を過ごしに、
室外機の前に立つ。

渡邊さんにも佐々木にも会わなくて、
昨夜の集いは幻だった気がしてきた。

そんなはずはないんだけど。


ふわぁーっと上がる煙に、ヤニ臭い自分。

フリスクを口に放り込んで
背伸びをしたら、
ガチャっとドアが開いた。

「…お疲れ様です」

同じビルに入っている商社の男性だった。
以前ライターを一度だけ貸したことがあるが、
雑談する仲ではなかった。

「お疲れ様です…」

天に伸ばした行き場のない手をおろして、
小さく返事した。

その人は私の動きにクスッと笑う
素振りを見せた。


イマイチつかめないタイプの人。
人見知りなのかな?

黒髪だけど
某4人組バンドの男性ボーカルに似ていて
心の中でフカセくんと名付けていた。

タイプではなかった。

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