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スノードロップ #36 カウンターアタックが効いてくる

「どうよ?幡ヶ谷君とは」

翌日の学校。

しずかちゃんは
にやにやしながら聞いてきた。

アオトくんに聞いてんだろなー。


「いい感じです」

心の中でしずか軍曹に敬礼する。
なっちゃんがモテ師匠なら
しずかちゃんはモテ軍曹。
(ちょっとコワイから)


「ふふ♡
幡ヶ谷君とラブホ行ったんでしょ?」

「い…行きました(敬礼)」

「そっか~
もうこれで晴れて大人だね!」


あ、ちがうの。
フェラしかしてないの。

とは、教室内では言えるわけがない。



で、なっちゃん、
アオトくんに話しちゃったんだー。

あんまり言わないと思ってたのに―。

だからわたしも、LINEで
しずかちゃんに聞かれても、
はぐらかしスタンプで
乗り切ってたんだけどー。




「しずかちゃんっ、誤解してる」

「いーのいーの、隠さなくても♡」



エッチしたことになってんの??

うーん、なっちゃんは
どこまで話したんだ?





多少モヤりつつ、
放課後になっちゃんと
会う予定だったので、
聞いてみたところ……





「ごめん…しつこすぎて言いました…」

放課後。本人に確認。
アオトくんに尋問されまくって
吐いたらしいなっちゃん。


ま、仕方ないか…


でも、ちゃんとつきあってないのにさ。
そこのところはどう話してるのかな。
男の子は、そういうこと
あんまり気にしないのかな。


エッチしたかどうかを
重視してるのかな?

「怒った?」

黙ってるから誤解させてしまった。
なっちゃんは仔犬のような瞳で覗きこむ。
(仔犬ばっかりだな)


…のまま、キス。


ショッピングモールのベンチに
制服で二人で座る。

平日はあまり混まないせいか
前にエレベーターがあるのに
ここには誰も来ない。

たまーに、
ベビーカー押してるママさんが
通り過ぎていくぐらいで。


だから、何回でもキスできるんだけど。


そうだそうだ、
アイリちゃんのこと聞きたいのに。

聞く間もなく唇が重なるから聞けない。



「あ、おれ…勃ってきちゃった…」



「えー?」

勃起の申告?

紳士ななっちゃんはどこいったんだ!

そこで、ユウくんの
遊ばれてる宣言を思い出す。


「鞄で隠すから、触って?」

と、なっちゃんはわたしの手を
ズボンの上に置いた。

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