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ラピスラズリ 169 心のまま

仕事するか、
恋愛するか、
結婚するか。

その全部が欲しかったけど、
その全部を手離したら
もしかしたら心のままに動けるのかな。


何かを手に入れたいのに、
何もこの手に残らない。





嘔気はいつの間にか消えていて、
熱いお風呂に入った。


私は熱めのお湯が好き。
萩原さんがぬるめが好きだから、
1ヶ月ぶり…。


一緒に暮らす上で、
そんな我慢をしているのは
私だけじゃないんだろうけど。

萩原さんだって、
私に何か不満はあったかもしれない。





明日話そう。

怒られても、自分の意見を言って、
それでわかりあえなかったら、終わりだ。


田島さんにお礼を伝えるのは、
その後にしよう。


飛び込むことに
足かせをつけているのは自分自身だと、
自分でもちょっと気付き始めている。




萩原さんにメールをした。

“明日の朝、カフェで待ち合わせませんか。
 お話があります”



返信は夜中に来ていた。

“別れ話なら、うちでしよう。”


バイブの振動に気付き、
布団の中からもぞもぞと返信する。


“わかりました。”



別れ話…

可能であれば修復したいけど…
そんなことをメールで伝えてもな。


しかもこんな夜中。
きっと、萩原さんは
眠れなくて飲んでるんだろう。



一人で、寝られてるかな…。


心配してしまうのは、
今もまだ好きだから?



とりあえず、決戦は明日。

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