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ラブホリック スピンオフ 16-お届けもの。

矢野さん…席にいるかな。

以前、休憩フロアで会ったきり
全然顔を合わせていなかった。

3課に行くと、
いろんな人に紛れて仁科君が席にいた。

「ごめんね仁科君、高畠さんいる?」

「高畠さんは、三輪さんや岡田さんとあっちでミーティングだよ」

仁科君はミーティングスペースを指さし、
見てみると3人でいらっしゃる。

高畠さん、女子二人の先生みたい。(笑)


「…じゃ、また後で来ようかな。お取り込みだね」

「高畠さんには伝えとくよ」

「ありがとう」


えーと、矢野さんは…

ボードを確認すると、外出になっていた。

矢野さんのデスクに回り、
引き出しの中に、須賀さんから預かった封書を入れ、
管理部フロアに降りた。

殺風景なデスクだなぁ。
それも、矢野さんっぽい気がするけど。


その後、高畠さんが降りてきてくれたので、
確認を済ませることができた。



お昼を終え、デスクに戻り、
メールチェックをしていると、
矢野さんからのメールがきていた。

名前を見つけた途端、
ハッとして急いで開封する。


『○○社の封書、届けてくれてありがとう。』


内容は、その一言だけ。

わたしが届けに行ったこと、
仁科君が矢野さんに話したのかな。

なんてことないお礼のメールだけど
ドキドキして、嬉しかった。


わたしも一言返したいけど、
いちいち、返信したらウザいかな。

どういたしまして、だけだったら
芸がないかな?

なんか、いい一言ないかなぁ。

いろいろ考えてみるが、
いい案が思い浮かばず、
矢野さんのメールを読み返した。

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