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ラブホリック スピンオフ 14-初めての歓迎会。

鏡を見ると、思ったよりメイクが崩れていた。


こんな顔を、周りのみなさんや
矢野さんに晒してしまったのかと思うと
複雑な気分だった。

先に化粧直せばよかった…。



管理部全員でぞろぞろとお店に向かい、
座敷では須賀さんに「ここよ」と
小林部長の隣をすすめられる。


初めての会社の宴会。

お酌しないといけないのかな?
須賀さんを横目で見ても、
誰にも注いだりしていない。

仕切って下さるのは
部で一番お若い男性メンバー。
と言っても30代。

「お酌とかして回らなくていいわよ。
 したかったらしてもいいけど、そういう慣習だから。」

須賀さんがわたしにそう言い、
お手洗いに立ってしまった。



「七瀬さん、食べてますか?」

ほろ酔いっぽい小林部長に尋ねられ、
「食べてます」と答えた。


「ちゃんと食べて元気つけないと。
 多少丸みがあるほうがいいよ、女の子は」

「そうですね」


そうですねって返事も微妙だけど。(苦笑)


小林部長、こういう話もするんだな。
とても意外だった。


「七瀬さんは彼氏いるの?」

「あ、いません」

「うちの会社は見つかったらすぐ離されちゃうからね。
 オフィスラブするなら気をつけて」

「はい…」

「最近の若い子はね…」


その後は、下ネタ、セクハラにまみれたご発言連発。


ややこしい人につかまってしまった…そう思った。



須賀さんがお手洗いから戻って来られたが、
わたしと小林部長の様子に気づき、
離れた席に着いていた。

うそー。見捨てられた―?


ダンディな風貌から繰り出される
下ネタってすごいギャップ。


作り笑いも限界を感じ始めていた頃、
そろそろお開きとなった。


宴会開始から2時間後、
ようやく下ネタから解放された。

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