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ラピスラズリ 72

「おーう。はいはい。
ありがとね、るりチャン!」

ザっと確認してもらって
「完璧!」とOKが出た。

梶マネージャーは、よく人を褒める。

「じゃーこれ送っといてね~。
ところで田島の案件は進んでたっけなー」

「概ね順調みたいです。
納期は間に合うって今朝仰ってました」

「ほほー。ボスのことよく把握してるねぇ」


何と返事していいかわからなくて、
曖昧に笑い、自分のデスクに戻ろうとしたら
天野さんが冷ややかにこちらを見ていた。

に、にこっ…と笑うと、
サッと目を伏せられてしまった。

怒らせちゃった…?
なんで?



今、天野さんを不快にさせるような
会話あったっけ、
何だろう。

梶さんの
「ボスのことよく把握してるね」かな?

それとも、
私の引きつった笑顔がダメだった?

全然わからない。


というか、フツーに働いてるだけなのに
何でこんなに
ゴキゲン取らなきゃダメなのか…


「おーい、るりちゃんお昼行こう」

「あ、はいっ」


岡田さんに声を掛けられて、
ランチバックを持って立ちあがった。

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