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ラブホリック スピンオフ 9-GW明けのはじめまして。

そしてGWに突入。

大学の時の友達と遊んだり
会社から離れて過ごしていたので、
休み明けは仕事に行きたくなくて仕方なかった。

頭は休みボケしているけど
これからは本格的に仕事を覚え始める。


わたしの担当は開発部だそうだ。
開発担当者と、営業担当から指示をもらって
案件管理と社内処理をする。


「七瀬さん。開発部上がりましょう。ついてきて」

「はいっ」

休み明けの午前中、
きびきび歩く須賀さんについて、
上のフロアへあがった。


初めて見る開発部は、活気があるように思えた。
なんだか明るいし。

同期の子たちがちらほらいて、
須賀さんにバレないようアイコンタクトを取る。

アサミは…いない。


「藤原部長いるわね。挨拶しとこうか…」

そうつぶやく須賀さんの後ろで、
部長、課長クラスの方挨拶をして回り、
最後は3課の方へ。


「あ、あれが矢野君よ。」


須賀さんが指さす先には、
黒いロンTを着た、ソフトモヒカンの
ちょっとガタイのいい、
この会社にはいない感じの男性がいた。


ものすごいしかめっ面で
キーボードを叩いていて、
私たちが近づいていくと
手を止めてこちらを見上げる。


…ちょっと怖いけど!?


「矢野くーん。忙しいところごめんね。
 この子、管理部の新人」

須賀さんがさらっと紹介し、
わたしは矢野さんに深々と頭を下げた。

「七瀬ユキです。開発案件担当します。
 どうぞよろしくお願いいたします」

「あー…はい。矢野です」

矢野さんが、笑って軽くぺこっと頭を下げた。


ああ、笑うととっつきやすそう?
よかった。



それが、矢野さんの第一印象だった。

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