Clarice Fantasy

大人の女性向け恋愛小説置き場。たまにR-18
           

Top Page > ラブホリック スピンオフ > ラブホリック スピンオフ 4-配属先の発表。

ラブホリック スピンオフ 4-配属先の発表。

研修最終日、いよいよ配属先が発表された。

開発、運用あたりに配属されると思っていたら、
…管理部。

仁科君、アサミ、岡田さんは開発部。
運用の子も多かった。


わたしだけ事務部門かぁ…

もしかしたら、人事はわたしの体調のことを
考慮して決めて下さったのかもしれない。

しかし、わたしも技術者になるんだとばかり
思っていたから、頭が真っ白になった。


「ユキ、管理部なの?法学部出てたっけ?」

アサミの問いかけに、ゆっくり首を振る。

「全然出てない…」

「支社管理部ってどんな人いるんだろうね」

仁科君がPCを開けてくれて、
組織図を見てみるも、
掲載されているのはお名前と入社年月だけ。


うーん…おじさん多し。(失礼)

あとは、女性がお一人か。
わたしより10期先輩の方…


他に事務部門採用になった子は、
この年入社の人材ではいなかった。

誰とも気持ちを分かち合えることもなく、
自信も持てないし、とにかく不安だった。


「いいな…みんな一緒で…。隔離された気分…」

わたしのネガティブ発言に、アサミが眉をひそめた。

「あのねー、ユキ。ここは学校じゃないんだからね。
 仕事するんだよ、あたしたち。
 働いてお金もらうんだよ。
 与えられた環境でがんばるだけだよ。」

「うう…かっこいいよアサミ…」

泣きごとをばっさり斬るアサミ。

そのやりとりを見ていた仁科君が、
にこにこしながらわたしに言った。


「俺も三輪さんも管理部の
 上のフロアにいるんだからさ。
 愚痴りたくなったら飲みに行こうよ」

「うん…ぜひともお願いするよ」

研修が終わる頃には、3人の結束が固まっていた。



この時には、アサミと仁科君は、
なんとなくお付き合いが始まっていたらしい。

その事を知るのはもう少し後になる。



来週からはいよいよ出勤。

すごく緊張するけど、やるしかない。
働かなきゃ!

にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(純愛)へ

関連記事
該当の記事は見つかりませんでした。