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ラブホリック スピンオフ 3-研修中に芽生えた友情。

当時の私は、彼氏と別れて
少し経った頃だった。

つき合い始めてちょうど病気が判明し、
だるさや無気力感があって、恋愛にまで意識が及ばず、
最後は自然消滅に近かった。

しばらく恋愛はいらない感じだったので、
社内恋愛に夢を持つこともなかった。



しかし、いくら社内恋愛禁止と言っても、
男女が揃えば恋のアンテナは立つわけで…

岡田さんが仁科君を見る目と、
仁科君がアサミを見る目は一緒。

なんか楽しそうだなぁ、と微笑ましく見守っていた。




そして、翌週。

また施設に入り、荷物を下ろしていると、
アサミが部屋に戻ってきた。
他の子は誰もいなくて、二人だけだった。

「ななちゃんは彼氏いるの?」

ふとアサミに聞かれて、ううん、と首を振った。

「三輪さんは?」

「それがー…別れちゃった。この土日で」

「そうなんだ!?」

わたしの返事の勢いに、アサミは目を丸くしていた。

「あ…いや、彼氏いるだろうとは思ってたけど…」

言い訳すると、アサミが苦笑する。

「もう、前から、続けるのは無理だと感じてて。
 やっとスッキリしたとこ」

電話でも、彼氏さんとは
何度も話していたらしいけど、
ようやく決着がついたとのことだった。

「ごめんね、突然こんな話して。
 なんとなく、ななちゃんには話したくなって」

「ううん!大したコメントもできないけど…
 三輪さんが話してくれて嬉しいよ!」

「あ、アサミでいいよ」

きれいな顔で微笑まれると、ちょっとドキドキしてしまう。

「じゃあわたしも名前で呼んで」

「オッケー。ユキだね。」



その日から、アサミと行動することが増えた。


アサミもわたしも開発部希望。
一緒の部署になれたらいいなぁなんて思っていた。

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