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ラブホリック 407-今日産みましょう。

34週あたりまで安静生活は続いた。


その頃になるとドクターに
「もう赤ちゃんも体出来てきてるから、動いてもいいよ」
と言われる。


妊娠糖尿病は家で1日7回の
血糖値の自己測定はあったが、
食事でコントロールできていた。


持病の方は、妊娠すると寛解し、
産後に憎悪するパターンが多いらしく
妊娠中は薬で数値さえ保っていれば
特に気になる症状はなかった。


というか、常に息切れしてるし
耳が塞がったような感じがしたり
相変わらず歩いたらフラフラ。


食事を取った後に失神しそうな感じがあるし、
それが妊娠によるものなのか持病なのか、
何が原因で不調なのか、理由がありすぎて
わからないといった状態だった。


母と外食をしたあと、
そのお店で急に倒れてしまい、
奥の座敷で休ませてくれて、
後日菓子折りを持っていったことも。




矢野さんとはケンカしたり和解したり。
ぶつかることも多かった。
完全な仲良し夫婦ではなかった…かも。





正期産を少し過ぎた冬の日。

健診中、気になる点が見つかり
そのまま入院することになった。

「今日産みましょう。」とドクター。

生まれるのはまだ先だと思っていたから
びっくりしたし不安になった。


そのころ父が病気をしていたため、
母はあまり頼れない状況だったので
仕事中の矢野さんに連絡する。


その前の晩もつまらない理由でケンカしていたが、
「すぐ帰る」と急いで帰ってきてくれた。



陣痛は、間違いなく人生で一番の痛さだった。



陣痛の最中は、こんなに痛くても
人ってしなないんだなと思ったりしていた。

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