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ラブホリック 389-新居、試験、挙式のこと。

アサミの結婚式も2次会も無事終わり、
数日後には新居に住み始めた。

「買い物行かねーとなぁ…」

また矢野さんが買うもののメモ取ってて
「この光景見たことあるね」って笑い合う。
夜はたくさん愛し合った。

矢野さんがわたしを見る目が優しくて
それが嬉しかった。

彼が隣にいてくれる幸せを噛み締めた。


GWはあっという間に終わってしまった。


矢野さんは東京行きの新幹線のホームで
周りに人がいるにもかかわらず
わたしを抱きしめた。

長い時間一緒にいると、離れがたくなる。


「また、週末戻ってくるから」

「うん。待ってる」


涙を堪えながら矢野さんを見送った。



そしてGW明けから、
いよいよマネ試験が始まった。

矢野さんは、平日勉強していたみたいだった。
週末はわたしの前で勉強することもなく、
普通に過ごしてるだけ。

筆記の日とか「試験どうだった?」と聞いても
「んー」と言うだけ。

辞めたいと言えども、一応試験受けてるんだよね…?
なんだかよく状況がわからないけど、
小林部長は「受けてる」と言っていたので
受けてるんだろう…

とりあえずそっと見守る。


わたしたちの結婚式は
秋に親族だけで、ここから近場の
海の見える式場で挙げることになった。


契約を済ませ、
こまごました打合せが始まった。




結局のところ
挙式のみというわけにもいかず、
親族の披露宴はしないといけなかった。


それがなかなか大変に感じた。
矢野さんも「適当でいいよー」って言うし…

コーディネーターさんとの打合せは
平日に予約していたのでわたしと
マンツーマン。

気兼ねなく話せる方でよかったけど
どうにも孤独を感じる。

衣装合わせる時は
矢野さんがいる日がいいなぁ…



決めることたくさん。
なんかつかれたな…



矢野さんが、式の打合せにノータッチなのが心細い。
好きにしていいって言ってくれてるのを
ありがたく受け取るべき?

もうちょっと共同作業になるかなと思ってたのに、
すっかりわたしだけのタスク。

電話では伝えきれない。
不満は、会った時に目を見て伝えなきゃな。
抱えててもろくなことない。





そんな時、アサミから電話があった。

『ユキ…あたし仕事やめる…』

第一声がそれだった。

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