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ラブホリック 387-4月末の同期の結婚式。

そして4月末。

GWの中日は夫婦で休みを取って
長期連休にさせてもらった。

両上司ともに、
そこは快諾してくれてホッとした。

次の出社はGW明けとなり、
矢野さんはそれまでずっと地元で過ごす。

4月の最後はアサミの結婚式、
そして新居の引き渡しがあった。

結婚式前日は、当日朝の支度もあるので
矢野さんもわたしもそれぞれ実家にいた。
朝二人で待ち合わせ、式場に向かう事にした。

わたしの髪は当時ボブだったので、
ヘアスタイルは自宅で
ブローしてヘアアクセをつけただけ。

ドレスはこの日のために買った。
ネイビーのドレス。

待ち合わせ場所に行くと、
すでに矢野さんが待っていた。


「おー。おはよう。すげー。かわいいじゃん」

わたしを見つけると矢野さんは微笑んだ。

なんか照れる…
矢野さんはわたしの手を取り、握り直して歩きだした。

いつものようにピシッとしたスーツ。
ネクタイと、チーフがポケットに入ってるのは
いつもと違った。




式場につくと、控室に通された。
仁科君と矢野さんは廊下で二人で話している。

きれいにまとめあげられたヘアに
生花があしらわれ、柔らかなベールがかかり
純白のドレスを纏っているアサミ。

息を飲むほどの美しさに圧倒された。



「う…美しすぎるよアサミ~」

「あはは。でも超食べづわり。
 今日は食べながら一日過ごすわ…」

と、ドレス姿でパンをつまむ。
やはりつわりが始まったらしい。

体調は心配だけど、
本当に美しくて幸せそうでもう…

すでに涙が出そうな状況に、
アサミが「泣くの早すぎるって!」
とつっこんでいた。

「おまえフライングかよ!」

わたしの赤い目を見た
矢野さんが驚いている。

「つい…アサミ超きれいで…」

「あー。きれいだな。三輪」

「ね…」

バッグをごそごそしていると、
あれ…ハンカチがない。
最悪。


矢野さんが苦笑しながら
「どうせそんなことだろうと思った」
とメンズもののハンカチを貸してくれた。

「マサキどうするの、ハンカチなかったら」

「2枚持ってるから大丈夫。」

さすが…
遠慮なく使わせてもらおう…
うっかり者でごめんなさい。

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