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ラブホリック 376-ハッピーなガールズトーク。

「まだ超初期だから!」
弾ける笑顔でアサミが言った。


「うそーーーー!おめでとー!」



コングラチュレーションなお話だった。


「か、帰った方がいいんじゃ…」
と言うと、

「まだつわりすらないし、
 自覚症状と言えば生理きてないぐらいだから。
 わかんないよ、安定期までは。
 いや、安定期過ぎたって、絶対安全な時なんてないんだから」
と言う。


それはそうだけど…

わたしが黙ってると、

「いーの。式終わったらゆっくりするから。
 やっとユキと飲みに来れてるのに、今日は楽しむの」

とアサミが笑った。


「うん。じゃあ、無理しないで。今日はタクシーで帰りなよ」

「ユキ、過保護すぎる」
アサミも苦笑してる。

いやいや…つい。

アサミがママかぁ…!
久しぶりに明るくて幸せな気分になった。



その話を聞いたら、リス管部の話はふっとんだ。(笑)

仁科君優しいパパになりそうだなぁ~♡
もう、素敵な想像しか思い浮かばない。


「挙式の頃、つわり真っ只中かも…それが怖い」
とアサミがうなだれる。

「そうだね~。タイミングはね…
 でもでも、もう籍は入れてるんだしね。
 ってか、仕事はどうするの?」

「体調よければ普通に続けるよー。
 夜間作業とかは外してもらいたいけど…
 何せあんまり前例ないもんね。藤原部長次第?」

今、アサミの上司は
リーダーを挟んで藤原部長。

7月からは矢野さんになるかも?


矢野さんが戻る話は
さすがに知らないのかな。

人事関係の話だから、
わたしも言っちゃいけないんだろうし…

話したいけど、
アサミから話が出るまでやめとこうか。

そこまで考えていると、
アサミがあっさりと聞いてきた。


「矢野さんって3課戻ってくるの?あたしの勘違い?」

口に含んだハイボールを
ごくりと飲み込み、むせかけた。

「え、何で?」
コホコホと咳をしながら問い返す。

「プロジェクト計画書でよく名前見るし、
 PMになってるのもあるし…
 部内でもオフィシャルの発表はないけど、勘だよ」


その勘、すごいな…!

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