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ラブホリック 366-幸せ?な週末のはじまり。

金曜、仕事が終わって新幹線に乗り込んだ。

東京に着くのは22時前。

仕事が終わっていれば
迎えに来てくれることになっていた。

気にし過ぎかもしれないけど、
酔って電話をかけてきた日から、
矢野さんの連絡が減り始めていた。

おやすみの電話はあったりなかったり。

たぶん、わたしが怒ったせい…


東京に着いたものの、連絡が取れないので
『先に家で待ってるね』とメールをし、
家に向かった。

マンションのエントランスもエレベーターも、
ああ、こんな建物だったなーと
感慨深く思いながらドアの前まで進む。

鍵を開けて中に入ると、
部屋はちょっと雑然としていて、
真っ先に思い浮かんだのは
「誰も連れ込んでないな」ってことだった。

何て妻だ。疑いから入ってて申し訳ない。




一緒に食事をしていたテーブルには、
参考書や資料とビールが乗っていて笑った。
飲みながら勉強してるのかな。

冷蔵庫もお酒しかない。
ご飯作っていったほうがいいかな。
でも、一人じゃ食べないだろうな。

部屋を片付けながら、
床にクイックルワイパーを滑らせた。
明日掃除機かけよう。


ふと、PC周りを見ると、
DVDケースが2つあった。

何の気なしに見ると、エロスなパッケージ。



え、買ったの?
中身は見ないけど…



矢野さんには申し訳ないけど、
ちょっとだけパッケージを確かめた。


2枚とも同じ女優さん。


っていうか、わたしに似ている。(笑)


彼の選んでいたエロスなDVDで、
愛を感じてしまった。


パッケージを食い入るように見る。


正直、ちょっと偏ったジャンルだった…

こういうのが好きだとは、全然知らなかったな。

わたしとも、こういうことしてみたいと思ってるのかなぁ…
マサキがしたいなら、いいけどな。


そこまで考えが及んだ後は、
ケースをそっとデスクに置いた。


そうしていると、矢野さんから着信があった。
今家まで帰ってるところだから、
待っててとのことだった。

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