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ラブホリック 360-それぞれの新生活。

「きのこの山くれただけで気ーなんてあるもんなの?
 違うでしょ、既婚なんだし」

『オレ昔、おまえにキットカットあげたし』

「それとは全然違うでしょ。それならマサキ、
 よく栗栖さんとかにシュークリームあげてたじゃん」

『あー…そういうもんか。差し入れな』

ふー。ちょっとヤバかったけど
矛先をおさめてくれた。



「まぁ、とにかく、3人みるだけでも
 いっぱいいっぱいだって話だよ。
 今度、小林部長が支社来るときに宴会するんだー。
 小林部長に会えることが楽しみ」


『あ、オレも明日宴会だ。
 澤田本部長に誘われてた。矢野も来いって』

営業部の宴会に?
何で矢野さんが??

それって…

「あの…橘さんは…」

おそるおそる尋ねると、しれっと答えられた。

『来るんじゃない?知らねーけど。
 本人とはまだしゃべってもねーし』

わざわざ本人としゃべらなくていいよ!

うわーーー。
すっっごく嫌だな…

口数が減ったわたしに、
矢野さんが苦笑する。

『宴会終わったらまた電話するから、電話取れよ』

「うん…」

『ユキ、愛してる』

「うん…わたしも」


抱き合いたい時は、言葉にするしかない。

触れたくてもそばにいない。

夜中に目が覚めても隣にはいない。


信じてるけど、離れている分
不安になった時に気持ちを持てあましてしまう。


結婚してても、不安…

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