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ラブホリック 350-週末婚スタート。

大きなお風呂のある大人のホテルへ。
ちょっといきつけ感も出てきていた。

マッハで部屋を選び、
エレベーターに乗り込んでまたハグ。
つきあいたてのカップルかと言うほど
いちゃいちゃする。


部屋に入るとそんなもんでは収まらず
矢野さんは荷物を置いた途端、
立ったまま抱きしめてきて激しいキス。

「ちょ、ちょっとまって」

さすがにわたしも慌てる。

急に唇を離し、ぎゅうーっと抱きしめられて、
彼は深呼吸した。

こうやって抱きしめられて
彼の匂いに包まれていると、
涙が出そうなくらい幸せを感じた。


しばらくそのままでいたけど、
だんだん疲れてきた。(薄情者)

「靴…脱ごっか。」

「…そうだな。」

二人笑いながら靴を脱ぎ、部屋に入った。


そして恒例のお湯はりタイム。
さっさとセットして、後はゆっくり待つだけ。

コーヒーをいれようとすると、
「そんなの後でいいよ」と、ベッドに呼ばれる。

さっきのハグで結構満たされてしまったわたしは
口を尖らせながら彼の隣に座った。

「なんだその顔ー。はるばる旦那がやってきたのに」

前髪の下りた彼の髪にそっと触れた。
完全プライベートの髪型。

「え。髪変?」

鏡のある部屋だったので、そこの前まで行って
髪型を確かめる矢野さん。
ぼっさぼさだな…とつぶやいていた。

リス管部に来た子を思い出して笑った。

栗栖さんいわく矢野さんに似てるという、
ナルシスト風な梶君のこと。


「マサキ、梶君って知ってる?」
含み笑いをするわたし。

「え?リス管部来たやつ?」

「そうそう!イケメン君で大物感があるけど
 仕事のやる気がイマイチ見られない…」

「んー。見たことはあるけど、やつが何?」

「マサキに似てるって言う説が出ててー」
と笑っていると、なんと矢野さんは
ちょっとキレかけていた。

「おまえ、浮気すんじゃねーぞ」

低い声で…

ええっ?
予期せぬ反応にたじろぐ。

「するわけないでしょ、そもそもマサキに似てないし」

「せっかく会えたのに他の男の話出すなよ」

「男って、ただの後輩じゃん」

矢野さんは鋭い目を向けて、ため息をついた。

ちょっとーーー
そんな怒ること!?

その件で、一気に険悪なムードになる二人。
お湯が張られても、どちらも動くことはなかった。

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