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ラブホリック 346-年度初め、支社出勤初日。

翌日。スマホがベッドから落ちていた。
カーテンの隙間はもう明るい。

時間を確認すると、起きる予定時間の5分前だった。
おおー、体内時計すごい。

そして、矢野さんからのメール・着信が何件も。
最後ちょっとキレてる…やばい…
初日から怒らせてしまった。

『寝ちゃってた、ごめん』とメールした。


身支度して出勤。

ラッシュから少し外れた時間に、
懐かしい電車に乗って、会社に着いた。


トップオブ懐かしいものと言えば、
コンビニのコーヒーだった。

支払い時に店員さんが、「おっ」という
表情をしたので、ぺこっと礼をする。

覚えててくれるもんなんだなぁ~


支社のエレベーターホール。
上から、矢野さんに呼ばれて、
お中元もらったな~

懐かしい。うれしい。
浮かれ気味で管理部へ。
いや、リス管部へ。

ドアを開けると、
全くレイアウトが変わっていた。


えーと…デスクはどこだ?
旧管理部があった方に歩き出すが、
どうやら雰囲気が違う。

きょろきょろしていると、情シス部メンバーに
「ななちゃんはあっちだよー」と教わった。

なるほど、営業部の隣かぁ。
関わりあるもんな。


一つのデスクの足元に、
本社から送った荷物が置かれていた。

荷解きをしていると、誰かの奇声が聞こえて顔を上げた。
栗栖さんだった。

「あっ、久しぶりー」

「ななさん!今年度からまたよろしくお願いします!!」

「うん。よろしくね」

ガシッと両手握手を交わした。
栗栖さんはわたしの隣の席に。



栗栖さんは嬉しそうに話し始めた。

清水さんが、最初はびっくりするほど
嫌な人だったけど、最後には自ずと
師匠と呼んでしまっていたことや、

今年に入ってから、清水さんが
美人の彼女を連れて
歩いているところを見たとか
(それたぶん向井さん)

マシンガンのように話してくれた。



送別会は、誰も泣くことなく
明るく終わったらしい。

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