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ラブホリック 333-元カノさん?とのランチ。

小林部長に見送られながら、
3人+お子さん1人でエレベーターホールに出た。

小さな女の子。
よちよちと歩いて、わたしの足に抱きついた。

「もうすぐ2歳なの。マイちゃん、お姉ちゃん好き?」
と橘さんがマイちゃんに言う。

こくんと頷くマイちゃんは猛烈に可愛かった。
好きなのかは、本当かどうかわからないけど!


橘さんは、おっとりしていて、
向井さんとも少し、感じが似ていた。

同期同士、ずっと仲良しみたいだから、
似てくるものなんだろうか。


開発フロアでエレベーターが止まる。
一瞬焦ったけど、乗ってきたのは
友永さんと藤原部長だった。

「あー!懐かしい顔だなぁ!4月から復帰だよね!?」
藤原部長が珍しく、感情を露わにして喜んでいた。

「お子さん?菊池さん似だね~。かわいい」
と、友永さんも嬉しそう。


この場に矢野さんがいなくてよかった・・・

と思ってしまったわたしは、腹黒。





お店に入った。
マイちゃんは橘さんのひざの上。

橘さんが持参していたおもちゃで
大人しく遊んでいる。


向井さんが頻りにわたしに話しかけてくれて、
申し訳ない思いでいっぱいになる。

昨日のわたしの落胆ぶりを心配してのことだから。

向井さんが悪いんじゃないのに…
というか、誰が悪いことでもないのに。


「マサキも結婚したんだねぇ。それが一番驚いたよ」
と、橘さんが苦笑する。

「ね~。残るは私だよー。ほんといつになるんだろ」
と向井さん。

わたしは、二人のやりとりを眺める。


「どっちから好きになったの?」と
橘さんがいたずらっぽく笑いながら
わたしに尋ねた。

答えようとする前に、向井さんが
「マサキからだよ」と笑顔で答えた。

橘さんは、ほんの少し意外そうな顔をした。

「あー。そうなんだねぇ。ふふ。いいなぁ。
 マサキは今も開発部なんだよね?
 私のことわかるかな」

「それはわかるでしょ。(苦笑)」
と向井さんがつっこんだ。

「でも、新婚さんなのに別居させるんだね。
 私がいた頃には考えられない配置だなぁ」

橘さんは、マイちゃんにお茶を飲ませながら言った。

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