Clarice Fantasy

大人の女性向け恋愛小説置き場。たまにR-18
           

Top Page > ラブホリック > ラブホリック 325-ひとつの疑問が浮かぶ。

ラブホリック 325-ひとつの疑問が浮かぶ。

昨日も抱き合ったのに、
今日もお互いの隙間を埋めるように抱き合った。



明日からはまた、忙しい日が続く。

矢野さんは、
「少しぐらい離れてたって、大丈夫だろ」
と言うと思っていたのに、違った。


矢野さんがあまりにも大事そうに触れるから、
キスしながら、何だか泣きそうになってしまう。
気付かれないように涙を静めた。

抱き合い終えても、二人離れなかった。


一つの疑問が浮かぶ。
昇進試験に受からなければ、ずっと離れたまま?
もう少し先の見通しが立てば気持ちも落ち着くのに。

矢野さんに聞いてみると、
「離れたままはねーだろ」と笑っていたけど、
藤原部長も、ちょっと話が不十分じゃない?

3月の開発部は納期に追われて
藤原部長も矢野さんも詰めた話をする時間が
なかなか取れないようだった。


そのあたり、開発部は
なあなあになってて適当だよなぁ…
と、ため息をついた。



そして、定例会議翌日、
清水さんが本社に来た。

「ユキちゃん、来年度もよろしくね。」
来年度からは清水さんがリス管部のリーダー。
そこは今とあまり変わり映えしない。

清水さんが、「営業部行き蹴ったんだね。」と笑う。
誰から聞いたんだろう…
向井さん?矢野さん?第三者?

「ま、おかげでまた一緒に働けるからよかったよ。
 でも、矢野は本社のままなんだね?何で?」

「そうなんですよ!」

話が盛り上がりかけたところで
部内ミーティングの時間が来た。

にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(純愛)へ

関連記事
該当の記事は見つかりませんでした。