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ラピスラズリ 62

受話器から聞こえる声にも
ドキドキするし
笑い声も可愛いなぁと思う。

たぶんまだ好きだけど、
やっぱりダメなものはダメ。


間違いたくない。
ちゃんと幸せになりたい。


「はい。また、みんなで」


お疲れ様と言い合い、電話を切った。

帰る時に、チームの皆さんに
挨拶をしていたら、
後ろから天野さんが歩いてきた。

「帰るの?」

「はい、今日はもう」

天野さんもコンビニで
何か買うということで、
一緒にエレベーターを
降りることになった。


「お疲れさまでした」

コンビニ前で解散しようとしたら
萩原さんとバッタリ会った。


「あっ、田島さんに、萩原さんに
電話するように伝えるの
忘れてました!
ごめんなさい」

さっき頼まれたばっかりだったのに!
萩原さんは「マジか、酷いなー」と
言いながらも笑ってはいた。

「明らかに嫌がらせだな」

「違いますって!」

「つーか、もうあいつから
電話掛かってきたけどね」

「えーっよかった!
ホントごめんなさい」

そんな感じで話していると、
天野さんが不機嫌な顔をしていた。

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