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ラブホリック 312-3月上旬、新年度体制の発表。

月初までの忙殺期が終了。
しかし年度末なので、普段よりは忙しい。


金曜になり、小林部長に
「ちょっと会議室取ってくれる?」と声をかけられる。

急遽、部内ミーティングを開いて、
来年度からの新体制(仮)が明かされることになった。

会社自体も模索していて、
社員もそれについていくしかない感じ…



結論。

管理部は、管理統括部に名を変え、
リスク契約管理部、品質保証部、人事部、企画室がつく。

向井さんのいる経理部は、財務統括部となり、
本社にだけ置かれることになった。
支社の経理部は解体して、総務に吸収。


現・管理部の業務内容はできる限りタイト化して、
新年度までに各部に振り分ける。

清水さんとしていた作業がここに生かされる。

わたしが持っていた仕事は、開発部、営業部、
リスク契約管理部に分けられそう。

清水さんは、品質保証部とリスク契約管理部。
栗栖さんのは開発部。


小林部長の説明する声と、
メンバーが驚く声を聞きながら、
みんなバラバラだなぁ…
と、ぼんやりと組織図を眺めていた。




部内ミーティングのあと、小林部長に呼ばれる。
小林部長はリスク契約管理部の担当になるようだ。


「そんなわけでね。営業部…どうだろう?
 命令じゃないよ。僕も七瀬さん欲しいから。
 来週一度澤田さんと話してみる?」

澤田さん…営業本部長。
ワンマンで強引で有名だけど…
しかも藤原部長ともバトってたし…

営業部に行かないって言ったら、
わたしはどこに配属になるんだろう?

さっきの今で、頭がついていかない。
そもそも、4月から夫婦一緒にいられるのか??



「部長…なんか頭の中パニックです。。。」

「そうだよねぇ。七瀬さんもだけど、
 本当メンバーには申し訳ないよ」

わーん部長。
体制がグダグダなのは、部長のせいじゃないのに。


「すみません、部長。夫に相談してもいいですか?
 月曜回答させてもらっても…」

「ああ、いいよ。え?矢野に話してなかったの?」
驚く部長。

「はい…先日お聞きした時は先行き不透明過ぎて、
 まだ言ってませんでした…」

「確かに不透明だったね。(笑)
 しかし君たち夫婦は秘密主義だよね~。
 矢野もあなたに営業行きの打診黙ってなかった?」

「はい(苦笑)」

部長は苦笑しながら続けた。

「大事なことだから話しなさい。
 営業部でも、配属地は融通聞かせてもらえると思うから。
 澤田さんも鬼じゃないから(笑)」

「(笑)」

見た目は完全に鬼ですけど…

はー…
どうしようかなぁ。
矢野さんはどう言うだろう。

結婚したからには、自分だけの話じゃないもんね…
今晩話してみないと。

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