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ラブホリック 307-つかめない同僚。

昨夜は、矢野さんが果てる前から
寝落ちていたらしい。

「誘っておいて酷い奴だ…」

朝ごはんを食べながら、
矢野さんも朝から腑に落ちない様子。(笑)


「ごめんね~。記憶はあるんだけど」

「ま、いいや。今晩リベンジしよ。」

そう言って矢野さんがニヤッと笑う。



矢野さんが出勤し、わたしも出勤。
コーヒーを買い、オフィスへ。

清水さんは先に来ていた。
向井さんはまだか。

「おはよう。酔えなかったけど結構飲んだよね」
と声をかけられる。

「そうですよね。帰ったら酔いが回りました」

二人で苦笑する。

ま、清水さんが酔ったら
ややこしいことになるから、これでよかった。

涼しい顔でPCに向かう清水さんに、
気になっていたことを伝えることにした。

「清水さん、アサミにも声掛けたんですか?
 やめて下さいね。
 彼女さんいるならその人大事にしてあげて下さい」

清水さんが、飲もうとしていたお茶を噴きそうになっていた。

「同期だっけ。筒抜けなんだねー。
 三輪さんはキレイだよね、支社で一番」

「うわ!ランキングつけないでくださいよ!」

「じゃ、心の中でつけておくよ」

さいてーい。

しかし、つかめない人だな。
優しくて冷静で一見柔らかい雰囲気だけど、
冷酷そうな気もするし。
そして女好き。酔うと手が早い。

幸せそうな向井さんを見ていると、
泣かされないか心配になるけど、
わたしの出る幕じゃないし、見守るしかない。

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