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ラブホリック 275-幸せな朝の時間。

明け方、目がさめると隣で
矢野さんが寝ていた。




帰ってきてた…


ホッとしながら、
彼にひっついて再び目を閉じる。

「ん…」

一瞬起きた矢野さんに、
掛布団ごと抱きしめられて、また
寝息が聞こえてきた。


深い安堵感に包まれながら、
朝まで眠った。




朝、コーヒーの香りで目が覚めた。

「マサキ、遅かったのに
早起きですごいね…」

「トラブルで神経高ぶってたから、
眠り浅かったんだよ」

あくびしながらコーヒーを飲む矢野さん。
昨夜のごはんを食べ終えていた。

わたしはチーズを乗せたトーストと、
卵とウィンナーを焼き皿に乗せて、
トースターにセットして焼き始める。


「ユキの髪の匂いかいでたら、すぐ寝れたわ」
サラリと言う矢野さん。

「ちょっと…人が寝てる間に何してんのよ。(笑)」

「男は女のシャンプーの匂いが大好きなんだよ」

「へえー」

コーヒーをいれてくれて、朝食を食べる。
矢野さんはそろそろ支度する時間。

「あ。今日は多分早い。
 19時過ぎぐらいかな。指輪取りに行かね?」

矢野さんが思い出したように言った。

「行くー!!」

「ついでにメシ食って帰ろ。」

「うん!たのしみ!やっとマサキといられる」

わたしの本心に、矢野さんが微笑む。


昨晩寂しかった分、
朝から幸せな時間を過ごせた。

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