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ラブホリック 274-電話で奥様トーク。

月半ば。
わたしの業務は落ち着いている時期。
ごはんを作って待つ日々が続いた。


そんな夜、アサミから電話があった。
近況や、この前の連休の話をした。


『ごはん作って待ってるの?
 いい嫁だねー。うちは外食ばっかだよ!』

「わたしはアサミほど残業ないからね。
 矢野さんが、お味噌汁飲みたいって言うからさ…」

『わはは!矢野さんかわいいこと言うね』


仁科君が納期に追われてて、
アサミも家に一人。

アサミとの電話はいい気分転換になる。


『矢野さん本当変わったよね。
 もっとギラギラしてたのに、
 この前会ったら紳士になってた。
 下ネタも言わないし』

「あー。そういやそうだったねぇ。
 昔は平気で言ってたね」

『もっと無礼者だったよ。
 二人とも幸せそうでこっちまでニヤけたよ』

「幸せそう?」

『うん。ご利益ありそうなほど』

「そんなに!?(笑)」

照れたけど、
アサミに言われると嬉しかった。



アサミの挙式は4月。
会社の人も呼ぶらしく、
何だか準備も大変そう。


『矢野さんとユキは
 式に参列してもらおうと思ってるから、
 朝早くなるけどよろしくね』

「うん!なんか
 アサミの花嫁姿見たら泣きそう…」

『ユキ泣いてるの見たら、
 あたしもつられて泣きそう。(笑)』


いいなぁ…結婚式。


入籍したとは言え、
まだ結婚した実感がないわたし。

アサミの話を聞いていると、
こんなにぼんやりしてていいのか
心配になってきた。


挙式は海外で、帰国後に
簡単なパーティーをする気でいたけど。

そういやわたし、
休暇申請受理されてないような?
矢野さんはどうなったんだろ?

確認しなきゃ。


話している最中に、
仁科君が帰宅したので
またね、と電話を切った。


矢野さん、遅いなぁ…

ソファで横になり、あくびをする。
先に寝ようかな。


『先に寝ます』とメールをして、
ベッドに入った。


早く週末になってほしい。


矢野さんの顔を見て安心したい。

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