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ラブホリック 260-ホテルで両親の顔合わせ。

翌日、両親の顔合わせ会として
ホテルで食事をした。


光景にデジャヴを感じかけたけど、
隣にいるのは矢野さんで、
雰囲気は全然違う。

明るく気さくな
笑いの絶えない会だった。


初めてお会いした矢野さんのお父さんは、
貫禄がありつつもスマートな方だった。

「ユキちゃんか。かわいいね。マサキ、やるな〜」

と軽口を叩くお父さんに、
矢野さんとお母さんが
怪訝そうな顔つきをして、
お父さんは咳払いをする。

やりとりがおもしろくて、仲の良さがうかがえた。

どことなく藤原部長っぽい雰囲気があって、
そこにも親近感が湧いた。


入籍のタイミングは、
私たちに委ねられた。

地元で手続きする方が
手間が掛からなさそうだったので
年始に二人で役所に行くことで決着した。


日曜の午後、東京に戻った。

疲れたわたしはソファで横になっていた。
矢野さんはソファにもたれて床に座り、
二人でテレビを見ていた。

CMに入ると、振り向いてキスされる。(笑)

いつの間にか、矢野さんは
家でゆっくりしたがる
わたしに合わせてくれていた。

平日も、最初の頃よりは帰りが早い。


「おうちで過ごすのに
 つきあってくれてありがとう。
 マサキ、お出かけしたいでしょ」

「いや?最近は家にいるのも気に入ってるよ。
 オレは、おまえがいればどこでもいいから」

照れもせずに、まっすぐ言われて、
わたしが照れてしまった。

矢野さんの手が、わたしの髪を撫でる。
とても安心した。

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