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ラブホリック 248-本社勤務延長の話。

翌日。

「じゃ、行ってきます」

矢野さんが玄関で靴を履き、振り向く。
その後抱き合ってキスをして、送り出す。
いつも、それからメイクしていた。


結局、昨夜は動物のように
盛り上がってしまい…
結婚の具体的な話はできなかった。

今日も残業だしなぁ…

コーヒーを買って自席につくと、
小林部長に呼ばれた。

「七瀬さん、少し時間もらえる?会議室で」

「ハイ」

何だろ??


小林部長と会議室フロアに降りると、
矢野さんと遭遇した。

「あら。矢野、久しぶりだね」
と、部長から声をかけた。

「はい。ご無沙汰してます」

矢野さんの、家では見ない
キリッとした顔に笑いそうになる。

「話は聞いてるよ〜?」
と、小林部長が矢野さんの腕を
ポンポンっと叩いた。

「あ、小林部長もご存じなんですか…」

矢野さんがため息つきながら言うと、
小林部長が笑う。

仕事の話っぽいなぁ?
何だろう…

矢野さんと目が合うものの、
ふっとそらされ、去ってしまった。





会議室に入り、小林部長が
メガネを上げながら話を始める。


「話っていうのはねー。
 1月からも本社でいい?って聞きたかったの」


「はい!大丈夫です」

浮かれそうになる声を抑えながら答えた。

「そう。よかった。
 清水にも、もう少し支社で修行してもらおうと思ってるし、
 七瀬さんにも3月いっぱいまでは本社いてもらおうかな。
 当初はそういうプランだったからね」

「はい」

あとは少し業務の話をした。

来月半ばに、部長に同行して
支社へ赴くことに決まった。




目の前の内線が鳴る。
出た番号は、本社経理部。

「七瀬さーん。外にランチ行こう」

「あ…もうそんな時間ですか。行きます!」


午前中から忙殺されて時間を忘れてた。
向井さんにランチのお誘いをいただいた。

前に清水さんに連れて行ってもらった
おしゃれなカフェに入る。


オーダーが済み、
ふと、矢野さんの同期の女性との
割り切ったおつきあい話が頭をよぎる。

向井さん…ご存じなのかな。

知りたい。

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