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ラブホリック 244-彼の家族にご挨拶。

甥のソラくんが、矢野さんに懐いてて、
ずっと二人で遊んでいて、
その風景がとても微笑ましかった。


「マサキ、バカでしょ。ごめんね」
とお姉さん。(笑)


お母さんも笑いながら話してくれた。

「マサキ自ら『結婚したい子がいる』って
 言ってきたのは初めてでね。
 あの子を支えてくれてありがとう」

矢野さん…
そんな風に話してくれたんだ。

「いえ…マサキさんには、
 わたしの方が支えてもらっていて。
 ありがとうございます…」

何だか胸が熱い。
お母さんはにこやかに笑った。


「マサキ、ユキちゃんの前ではかっこつけてるのかな?
 ちゃんとアホなところは知ってる?」
とお姉さんに聞かれる。

「あ、はい。知ってます(笑)」

「じゃあ大丈夫か。(笑)」

お姉さんも、飾らない感じで話しやすくて
あったかいご家族だなと思った。


矢野さんがのびのび育ってきたのが
わかるような…いい空気だった。


しばらく話してお暇する。
ご家族が玄関先まで見送ってくれた。

「また、遊びにいらっしゃいね。
 お父さんにも会ってやって。
 マサキもユキちゃんも体壊さないように」

「ほら。ソラも『ユキちゃんまたね』って」

お姉さんがソラくんを
抱っこしながら言うと、
「ばいばい」と小さな手を振ってくれた。


ガレージに下り、車に乗り込んだ。
途端に緊張が緩む。



「緊張したぁっ…」



前のめりでお茶のペットボトルを開け、
一気飲み。


「お疲れさん。母さんも姉ちゃんも
 超嬉しそうだった。ありがとう」

矢野さんはドキっとするほど
優しく微笑んで言った。





一度だけキスをして、ドライブが始まった。


「どこ行くかな…癒される場所がいいな。
 夕方にはまた新幹線乗るし、近場かな」

運転しながら矢野さんがつぶやく。


昨夜は飲み過ぎて
遊び歩く元気もない。


ショッピングも間に合ってる。
ドライブも長距離は疲れる。

ちょっとお疲れな二人なので、
大きな公園で自然を満喫しようという話に。(苦笑)


車を停めて、少し肌寒い秋空の下、
所々紅葉を見つけながら
手をつないで歩いた。

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