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ラブホリック 237-ひみつの4人組。

仁科君とはすでに一緒に住み始めていて、
会社にも早めに結婚の報告をするらしい。

「ユキも、幸せそうに見えるよ。
 前より顔が穏やかだし。
 ああ見えて矢野さんはすごい大事にしてそう」

「…そう…かも(笑)」

認めると、アサミが微笑んだ。

「あたしが心配することなかったね。
 矢野さんのキャラを思うとつい心配しちゃったけど、
 余計なお世話だったのかも。」

「ううん。派手な噂多かったし…
 まあ、あの噂の中に真実もあるかもしれないけど。
 今となればどっちでもいいかな。」

「おおー。愛の力だね」とアサミが言った。


「そうだ。アサミ、
 矢野さんに『泣かせたらブッ殺しますよ』って
 言ってくれたんだよね?
 わたし嬉しくって…」

「あー!言った!
 …いや、『ブン殴る』だよ!
 殺さないよ!そこまでしないよ(笑)」

ツボに入り、二人で笑い転げた。



結構、飲んでしまった。
アサミも(笑)

あったかいウーロン茶に、
白玉抹茶アイスを食べながら、
仁科君にメールするアサミ。





「うー。リョウタ(仁科君)飲んでないらしいから
 迎えにきてもらお…。
 ユキは今晩実家泊まるの?」

「いや、矢野さんと落ち合ってホテルかラブホに…」

そう言うと。
目が据わりかけてるアサミが、
ひらめいた表情をした。

「ね。…矢野さん、ここに呼んでよ♡」

「え?」

「見たいじゃん!二人の様子!お願い♡」

手を合わせて、きれいな笑顔で微笑まれた。

なんか前もそんなことあったような…

ま、いっか…


矢野さんにメールすると、
一駅離れたところで飲んでいたらしく、
タクシーで来るとのことだった。

酔って、彼氏を呼びつける女子二人…
タチ悪いよね、とアサミと苦笑した。





先に到着したのは矢野さんだった。

「ここの店、マジで照明暗いよな」と言いながら
わたしの隣に座った。

矢野さんもこの店に来たのは夏以来らしい。


「矢野さーん♡ラブラブなとこ見せて♡」
とアサミ。

「あ?おまえ飲んでんなぁ〜!」

「リョウタ呼んだからいいんですー」

「仁科も酔っ払いに呼び出されたのか…可哀想に」


二人きりでいる時とは違う矢野さん。
仕事の時みたいで、ちょっとドキドキした。

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