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ラブホリック 236-地元で同期とガールズトーク。

「ユキ〜!」

待ち合わせ場所で、アサミが手を振った。
相変わらずモデルさんのような佇まい。

二人、引き寄せられるように再会を喜んだ。


「アサミ!顔見るの、すごい久しぶりに感じる!」

「ほんとだね〜!今日は矢野さんは?」

「一緒に帰ってきてるよ。
 たぶん今は高校の時の友達に会ってる」

「へ〜。まさかユキと矢野さんがつきあい出すとはねぇ…」

と笑顔のアサミ。


二人とも、まだ飲んでもないのに
浮かれた様子でお店に入った。

夏に行った、薄暗いムードの、
個室座敷がある居酒屋さん。(おいしい)



客先での常駐勤務期間が終わり、
支社に戻っているアサミ。
みんなの様子を教えてくれた。

清水さんに、二人で飲みに誘われたらしい。(爆)

「誘われた時、笑いそうになっちゃったわ〜。
 でも清水さん人気あるよー。
 栗栖ちゃんには手厳しいけどね」

「栗栖さん、元気?」

栗栖さんの様子はずっと気がかりだった。


「陰険な師匠の下でがんばってるよ。
 あ、最近開発2課の子と仲よさそう。
 同期なのかな。男の子」

「へえー!」

彼女の、矢野さんへの想いはどうなったんだろうか…。
罪悪感に苛まれる。

わたしと矢野さんの関係は、結婚が決まらない限り、
栗栖さんに打ち明けることはしないつもりでいた。


「そうだ。この前の矢野さんの壮行会で、
 栗栖ちゃん矢野さんの腕にべったり抱きついてたよ。
 写真撮りまくってて」

「ああ…彼女、お酒入るとね」

「ま、矢野さんはちゃんとあしらってたから安心して。」

光景が目に浮かんで、苦笑した。

食事もお酒も進み、話も弾む。
少しお酒が回ったところで、アサミが切り出した。


「来年4月に結婚するの。結婚式の日も先月決めて…
 ユキにいつ言おうかと思ってたんだけど…
 顔見て言いたいなと思って」

「うん…!おめでとう…!」

「ありがとう。(笑)やっと会社にオープンにできるよ〜。
 長かった」

幸せそうに微笑むアサミ。
わたしも心から嬉しい。

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