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ラブホリック 223-妬かれる。

家に着くと、抱きしめられてキスされる。
スーツからは居酒屋の匂い。(笑)

「あー妬いた。何だよあの状況」

こっちのセリフだよ!

「マサキだって向井さんといちゃいちゃしてた」

「してねーよ。おまえこそ……
 ってやめよ。ケンカしたくねーし」

はーっとため息をつき、
靴を脱いで部屋に入る矢野さん。

なんか腑に落ちないけど、
こんなことでケンカしても仕方ないよね。

バスタブにお湯を張りに行く。
矢野さんもついてきて、またキス。

「もう、帰ってきたばっかりなのに」

「うん…。でも今、すげーしたい」

抗えなくて、彼の激しいキスを受け入れた。

本当はわたしも同じ気持ち。



「シャツ、メイクつくよ」

力任せに抱きしめる矢野さんから、
少し顔を離す。

矢野さんは黙って
シャツとインナーを脱いだ。


お湯はまだ溜まっていなかったけど、
わたしも服を脱がされ、
二人とも裸になった。

すかさず矢野さんがわたしを抱きしめ、
胸に顔を埋める。

「マサキ、メイク落としたい…」

「…いいよ。」

いいよって言いながら全然やめてない。(笑)

この刺激に耐えながらクレンジングって…
無理無理!

「もう!離れて」

と、矢野さんを押しのけ、バスルームを出る。

カーディガンを羽織って
洗面で鏡を見ながらメイクを落とした。

叱られた矢野さんは、鏡越しに
わたしの様子を眺めていた。
全裸で。(笑)


「かわいいな」

「…ありがとう。(笑)」

「すっぴんもかわいい。」

「…どうも。(笑)」

「ともさんさー、おまえのこと狙ってんのかな」

えー!?

「うそだー!そんな感じなかったよ」

「おまえ、すぐ油断するからな。
 だから清水に付け入れられるんだよ」

ぎゃあ〜!

「マサキ、マジでその話やめて。
 不快でしかないから」

ドスを効かせた声でそう言うと、
矢野さんは笑ってわたしを抱きしめた。

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