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ラブホリック 221-11月の定例会議。

11月。

定例会議後、友永さんと藤原部長に遭遇。
ぺこっと頭を下げてくれたので、
わたしも会釈。

うちの小林部長とあわせて4人で
上階行きのエレベーターを待った。

友永さんは癒し系だなぁ〜!
自然とこちらも笑顔になる。


「七瀬さん、最近どう?」と藤原部長。

恐縮しながら
「やっと慣れてきたところです」と答えた。


「助かってんだよ〜。
 すごく気がついて有能だよ。
 ピチピチだしね」
と、小林部長のお約束。(苦笑)

「心底羨ましいよ。こっちは野郎ばっかりだよ」
と、藤原部長。(デジャヴ)

恒例のやりとりに、みんなで笑う。



不意に、藤原部長が
「七瀬さん、彼氏いるの?」と言った。


「藤原さん、それはダメですよ」
と友永さんが割り込む。

「そうだよ、セクハラ訴えられたら負けちゃうよ」
とうちの部長。(笑)

「募集中なんです〜」とアホな顔をして
答えるのが精一杯だった。


先に降りられる藤原部長に視線を送ると、
部長はニコっと微笑み、

「僕の勘違いかな?ごめんね」

と、友永さんと
エレベーターを出て行かれた。


まさか…

矢野さんとのこと、気づかれてる…?


席に戻ると、部長席に呼ばれる。

「内部監査が入るから、
 今年度の大型案件の確証書類を
 出せるようにしておいて。特にA社ね」

A社は、営業部高橋さんの担当。
(実質矢野さんがメイン担当のような状態)

決裁など下調べしてから
キャビネットに張り付く。

確証書類揃ってるかなぁ…
本支社共同案件だと怪しいな。
清水さんに聞かなきゃ。

うーん!
保管状態悪い。

「険しい顔だな」

背後から突然話しかけられ、全身で驚いた。

「矢野さん!」

「さっき小林部長に聞いたけど、
 監査入るの?
 これ高橋さんが持ってた書類。
 まとめといて」

足りてなかった書類をいくつかもらう。

「ありがとうございます!」

矢野さんはきょろっと辺りを見ながら言った。

「今日、藤原さんが飲みに行こうって。
 少人数の他部交流会。来る?」

「いいんですか?」

「さっき向井も来るって言ってたよ」

む…向井さんも。

「じゃあ…行きます」

矢野さんは頷くだけで
何も言わなかったけど、
顔を見上げると、ニヤッと笑った。

ニヤリはバレるって!

矢野さんは、わたしの顔を
じっと見つめた後
「おまえ、顔に出てるぞ」と耳打ちし
さっさと開発部フロアに戻っていった。


わたしも変な顔になってたー!?


恐るべし、オフィスラブ…

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