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ラブホリック 218-ぎゅっとしたい。

ランチは楽しかった。

同期話になると
あまりわからなかったけど、
向井さんが説明してくれながら、話が進む。


…矢野さんと向井さん、
二人で行った方がよかったんじゃ
ないだろうか?

なんて若干嫉妬混じりな思いも芽生えたり。

心の狭さを痛感してしまった。



仕事を終えると、
矢野さんからメールが来た。

『もう帰るから、一緒に飯食って帰ろう』

二つ返事でOKした。


忙しくない時期は、矢野さんちで
ごはんを作ったりしていたけど、
わたしが忙しい月末〜月初は外食が多かった。


駅で落ち合う。
一ヶ月前、不安になりながら
矢野さんと待ち合わせた場所。
今はもう大丈夫。

「待った?」

「大丈夫ですよ」

嬉しそうな矢野さんの笑顔に、
ぎゅっと抱きつきたくなる。(我慢)


和食屋さんに入る。

「落ち着くなぁ。ここもユキちゃんも」

そう言って、上機嫌な様子で
お品書きを眺める矢野さん。
そんな様子に思わず笑ってしまう。

「笑うなよー」と矢野さんも笑う。


いろいろと、考えることはあるけど
今は、早く二人になりたい。



たった1日しか離れていないけど、
もう矢野さんが足りない。

家に着くと、玄関で矢野さんに抱きついた。
矢野さんもわたしを抱きしめる。



「マサキ……好き」

「あー…やりてーな」

え?
聞き捨てならない回答。(笑)

「もう。言い方変えて」

「言い方なぁ……。
 すげー好きと思ったらやりたくなったんだけど。
 何て言えばいいんだ」

矢野さんらしい回答に苦笑。

彼のスーツをメイクで汚すのは
忍びないので脱がせた。

「一緒に風呂入る?」

矢野さんがニヤニヤしながら言う。

いつもは断ってたけど、
「入る。」と言うと、
また抱きしめられて、キスをした。


お風呂のお湯はりが終わるまで、
ずっと抱き合ってキス。

矢野さんとこうしていると、
話したいことが頭の中から
飛んで行ってしまう。

唇が離れて、矢野さんが
思い出したように言った。


「壮行会前、ちょうど三輪と二人になったから
 話したんだよ。あいつから聞いた?」

「ううん、聞いてない」

「『ユキ泣かしたらブン殴りますよ』
 って言われたよ。
 マジで殴られそうで怖えー」

アサミ…!(笑)

笑っていると、矢野さんが
「絶対泣かさねーのにな…」とつぶやく。

嬉しかった。

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