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ラブホリック 211-先輩の家で。

矢野さんが、わたしの舌を探る。
だんだん激しさを増し、息苦しくなり
矢野さんの肩を抑えて唇を離した。

大きく息をついたわたしに、
矢野さんがまたキスをする。

すごく激しい。
逃げられない。

そのまま床に押し倒されると
背中が痛かった。

わたしの表情が歪んだのを見たのか、
「痛い?」と、いつもの顔に少し戻る。

素に戻られるとすっごく恥ずかしい!!

おずおずと起き上がると、
矢野さんも苦笑した後、
はーっと息を吐いた。


「…ちょっと飲むか。酒買い込んだしな」

「あ、いいですね!」

緊張を取り去らないと
二人とも変な感じになる。(苦笑)


「あっ。その前にお風呂洗って来るので、
 お湯張っていいですか?」

「おー。いいよ。つーかありがとう。」

冷えがちなわたしは、夏でもお湯に浸かる。

シャワー派らしい矢野さんも
お風呂に入ったら疲れが取れるかも。


さっきのキス…
強引だったな。

高鳴る胸を押さえながら、
バスルームに行った。



きれいに洗ったバスタブに
お湯を張り始める。

しばらく、流れ出るお湯を見る。
とにかく緊張していた。



意を決してバスルームを出て、
矢野さんの隣に座る。
ワインを少しもらった。

「ソファもベッドも欲しいな。買おうかな。
 今日シングル布団で二人寝るんだぞ。
 寝れるかな?」

「密着したら寝れますね」

他意なく答えると、矢野さんが止まった。

「………じゃ、そうしよう。」

おとなしく納得する姿が
可愛くて可愛くて、心の中で笑った。(笑)



少し飲むと、やっぱり緊張は解れてくる。
矢野さんも同じだったみたい。

手をつないだり、寄りかかったり
軽いスキンシップが始まる。

「すげーな。ななちゃんがここにいるなんて」

わたしの手を握りながら矢野さんが言った。
ちょっと感動した。


お湯はり完了のブザーが鳴る。
先にお風呂に入らせてもらった。

乱入されたらどうしようと
考えたりしたけど、杞憂だった。

破天荒キャラの中身は、
真面目で可愛い人だった。


ポカポカしながらお風呂から上がる。
ロンTとハーフパンツを貸してもらい着る。

代わりに矢野さんがお風呂に入り、
わたしはソワソワしながら
お布団を敷いてみる。


てゆうか、敷いていいのかな〜?
なんかいやらしい??
準備万端みたい???


いちいち自信のないわたし。(苦笑)

矢野さんも一緒かな。

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