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ラブホリック 193-辞令が下りる。

辞令日。

定時を過ぎた頃、辞令通知が出た。

管理部では清水さんとわたしが
本支社間でトレード。(驚いた)

矢野さんは、本社開発部長の直属。
営業の高橋さんも、
本社営業部の配属になっていた。


この日は、
客先常駐メンバーの帰社日でもあるので
仁科君とアサミも、定時後支社に戻ってくる。

部の夕礼を終えたアサミが
管理部に降りてきた。
顔を合わせるのは、お盆前以来。

「ちょっとユキ!水くさいじゃん!
 何で言わないの!」

わー。怒ってるー(汗)

「だって、3ヶ月だけなんだもん…」

怖気付きながら答えるわたし。

「あ、そうなんだ?
 じゃあまあ、がんばっといで(笑)」

アサミも常駐歴が長くなってきたので、
3ヶ月ぐらいだとこんなリアクション。

一緒に1階に降りてコンビニで
お菓子を買いながら話す。

「ユキ、ここ(支社勤務)の最終日いつ?」

「明日だよ」

「タイトだなー。
 矢野さんの本社行きは知ってたんだけどね〜。
 部長、やたら矢野さんのこと気に入ってるしね」

「そうだろうね…開発部長、
 矢野さんが可愛くて仕方ないように見える」

二人で苦笑する。


「それはそうと、ユキ、結婚はどうなったの?」


アサミには、ケイゴさんと別れたことも、
矢野さんのことも、何も話していなかった。





お菓子を買って、少しだけ休憩フロアへ。

早く管理部に戻って、
自席の片付けしなきゃいけなかったけど
ケイゴさんと別れたことだけは
アサミに話しておかないと。

この時は、涙も出なくなり、
冷静に話すことができた、

ケイゴさんと別れたと伝えると、
アサミの形相が変わる。


「結婚の約束までしといて、一体何で?」

「何でって…。お互い、フラフラしたというか…」

「え?ユキもフラフラ?誰に?」


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