Clarice Fantasy

大人の女性向け恋愛小説置き場。たまにR-18
           

Top Page > ラブホリック > ラブホリック 166-ハッピーウエディング(?)への道。

ラブホリック 166-ハッピーウエディング(?)への道。

8月最後の土曜日。

午前中はクリニックへ
検査結果を聞きに行った。

少ーしだけ亢進しているので、お薬減量。
(数値が基準値より下がりすぎている)
また1ヶ月以内に受診することになった。


午後からはマンションの退去立会い。
無性に寂しくなった。
入社2年目から始めた一人暮らしが終わった。

最後に、ガランとした部屋のベランダから、
外の風景を撮った。



日曜は、ケイゴさんと式場へ。
ウエディングプランナーさんに
怒涛の説明を受け、式場を見学する。

陽の入る、明るい式場だった。

ケイゴさんとバージンロードに立つと、
背筋が正されるような厳かな心持ちになった。

彼の横顔を見たら、やっぱり
困ったように笑っていた。


1月半ばの日曜日を正式予約した。
冬はオフシーズンらしく、
大安でもなかったので空いていた。


そんなにこだわりがなかったし、
十分気に入ったので、
他の式場は見なかった。


そうは言っても、
色々説明してもらっていると、
披露宴など、あれもこれもしたくなり
どんどん豪華になりそうで

ケイゴさんと
「ここにいるとドーパミンが出すぎるね…」
と笑いながら式場を後にした。


また再訪して話を詰めて、
9月中に契約を済ませる流れになった。

ドレスも決めなきゃ。


迷っていた心は、前に向き始めていた。



9月に入り、生理が来た。

喜ばしいことなのに、
体は元に戻って行くんだなぁ…と
寂しく思ったのを覚えている。


内示日まで、
今後の身の振り方はわからなかったけど、
業務の整理は進めていた。

春に栗栖さんへの引継資料を
作っておいてよかった。
少し足せば事足りそう…。



栗栖さんも、
他の管理部メンバーも退勤して、
わたしもそろそろ帰ろうかという時に
矢野さんがフロアに入室してきた。

わたしを見つけて「いた!」と言いながら
ズカズカ歩いてきた。

にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(純愛)へ

関連記事
該当の記事は見つかりませんでした。