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ラブホリック 162-意思確認。

その後も、ケイゴさんの様子は
いつもと変わりなかった。

不安に陥ることもなく、束縛もしない。
わたしも惜しみなく「好き」と伝えていた。

その度、ケイゴさんは優しく
ぎゅーっとしてくれた。



週明け、部長に回答する日。

ケイゴさんも久しぶりの出勤。
今日は忙しいだろうなぁ〜と言っていた。
医療機関も休み明けで混むもんね。

ついでに
「後藤さんといちゃいちゃしないように」
と言うと、
「そんなのしないよ」
と笑っていた。

どうなんだか。(苦笑)



出社し、始業前から部長と会議室へ。

ソファに座ると部長は缶コーヒーをくれた。
それを握りしめながら伝えた。

「異動はお受けしたいのですが、
 来年1月に結婚する予定があります」

部長は驚いた様子だった。

「えっ?そうなの?おめでとう!
 早いね〜!まだ26だろ?」

うちの会社の女性は30過ぎて
ご結婚される方が多かった。

「そうか…うーん…じゃあ…。うーん」

部長が悩み始める。

「異動は、旦那さんの了承は得てるんだよね?」

ケイゴさんを「旦那さん」と呼ばれたのが
くすぐったかった。(笑)

「はい。大丈夫です」

「わかった。ちょっと体制考えるよ。
 寿退社はしないよね?」

「はい、辞めません」

「よかった。それなら安心だ」


わたしの意思は確認したということで
あとは、内示日に決定事項を知らされる。


内示日は
9月10日前後にある
定例会議の日。

本社で直接部長から聞くことになった。

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