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ラブホリック 159-抜き打ち面談。

職場のかわいい女子に、
ラブホに誘われても断る人と、

職場のきれいな女子に、
抱きしめてと頼まれて抱きしめちゃう人。

しかも、後者は婚約者…

ため息が出た。

もう揉めたくないなぁ。

それでも、言わなきゃ解決しないのは、
自分でもわかっている。



「七瀬さん、今からちょっと面談しよう。
 どこでもいいから会議室押さえて」

「はい」

部長に声をかけられた。
今日と週明けは支社に在席される日。

面談…
考課面談には時期が早いし、
昨日メールしたSIPの件かな?

「部長、第2お取りしました」

「よし、じゃあ行こうか。
 PCいらない、手ぶらでいいよ」

栗栖さんに離席する旨を伝え、
部長についてフロアを出た。
階段で会議室に降りる。

「栗栖さん、七瀬さんにそっくりだね〜(笑)
 パッと見ただけじゃわからなかったよ」

「それ、矢野さんも言ってましたよ(笑)」

会議室のドアを開けながら伝えると、
部長が思い出したように言った。


「七瀬さん、つきあってる人いるんだった?
 矢野じゃないんだよね?」

「違いますよ、社外の人です」

彼氏の話は
あんまりしたくなかったけど、
仕方ない…。

部長が奥に座り、
わたしは手前のイスに掛けた。

「結婚は?」と部長。
そこでピンときた。

「本社異動ですか?」

「そう。長くないよ。
 3ヶ月…は短いか。半年かな。」

そっか。
それぐらいなら…。

「10月から半年どうかな。
 今返事しなくてもいい。
 数日考えてもいいよ」

「来週回答させていただいても
 よろしいですか?」

「うん。もちろん」
部長が微笑む。


ドキドキした。
必要とされているのは、とても嬉しいこと。

清水さんがいるのはイヤだけど、
案件数の多い本社勤務もしてみたい。


ケイゴさんは、何て言うだろう。

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