Clarice Fantasy

大人の女性向け恋愛小説置き場。たまにR-18
           

Top Page > ラピスラズリ(連載中) > ラピスラズリ 44

ラピスラズリ 44

ずっと座ったままの天野さん。
ん~、やりづらいなぁ~……

ちょっと集中したいので、
黙って取りかかっていたら、
まだ休憩中の天野さんは話しかけてきた。


ううーん、集中できない。。。
ずっとそこにいる天野さんに
ほんの少しイライラしはじめる。


「ね、るりちゃんスタバ飲む?
俺今から行ってくるけど何がいい?」

「あ……」

そんな天野さんの気遣いに、
イライラした自分を恥じた。


「……お気づかいありがとうございます…」

「甘いの好き?今こんなの出てるよね」

最新の限定発売のフラペチーノを見せてくれた。

「おいしそう」

「ね。買ってくるよー。
これ飲みながら頑張ったら?」

「あっ、お金は払うよ」

バッグの中の財布を取ろうとしたら、
天野さんはにこにこと遮った。

「いいんだよ、じゃあさ、
今度代わりに何かおごって。
缶コーヒーでいいからさ」

天野さんは笑顔でさっと立ちあがり、
行ってしまった。

にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(純愛)へ

関連記事
該当の記事は見つかりませんでした。