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ラブホリック 144-行き違う心。★

奥を突かれて、痛みに腰がひける。

「痛い…ケイゴさん…」

「ごめん、もうちょっとだから…」


お尻を高く突き上げさせられたまま、
動くケイゴさんが果てるのを待つ。


彼が後ろから、崩れてきた。
荒い息が耳にかかる。

彼のものが抜かれ、終わったんだとわかった。



後始末をして、眠りにつく。

ケイゴさんはわたしを抱きしめて
寝息を立て始めた。


そっと髪に触れてみた。

前と変わらない、無防備な愛しい寝顔。



起きている時の彼は、
難しい顔をしていることが増えてきた。

わたしが不安にさせてるんだろうけど、
どうしてあげればいいのかわからない。



少し離れて、冷静になりたい。

静かに腕を外し、ケイゴさんに
背中を向けて眠った。







一緒に住んでしまうと、
一人になりたい時になれる場所がない。


翌朝、ケイゴさんはお休み。
わたしはお盆前の最終日。

この日の晩は、栗栖さんと
ごはんに行く予定にしていた。

まだ寝ているケイゴさんを
起こさないように、
静かに支度をして家を出た。


空を見上げると、真っ青な空に
セミの声。暑い。

弱冷車に乗り、会社に向かった。


さすがに暑いので、
着いて早速アイスコーヒーを買う。

エレベーターホールに抜けて、
ちょっとだけコーヒーを飲んでると、
「おい。歩き飲みすんな」
と後ろから聞き慣れた声に指摘される。


「矢野さんか…。はよーす…」

「雑なあいさつだな。タバコつきあってよ。」

「はぁ…まぁいいですよ」

「おまえやる気ねぇな〜。(笑)」

わたしも矢野さんも、出勤ピークを外して
少し早く出社しているので、
朝はよく出くわした。

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